多気町特集
[三重県]
多気町は三重県のほぼ中央に位置し、東は明和町、玉城町、南は大台町、度会町に接し、西側から北側は、櫛田川を隔てて松阪市に接しています。
東西16キロメートル、南北7キロメートルと東西に長く延びる町の総面積は103.06平方キロメートルで、地目別にみると、農地17.50平方キロメートル(17.0パーセント)、宅地4.80平方キロメートル(4.7パーセント)、山林・原野59.15平方キロメートル(57.4パーセント)、その他21.61平方キロメートル(20.9パーセント)となっており山林の占める割合が高くなっています。
多気町のいいトコ!!
多気町で憩い・楽しむ
ごかつら池ふるさと村
五桂池は、江戸時代に築造された三重県下一の貯水量を誇るかんがい用の池です。そのほとりにあるふるさと村は、産地直売所のマルシェグランマ、かわいい動物たちと触れ合えるごかつら池どうぶつパーク、高校生レストランまごの店、BBQにペダルボート、季節の味覚狩りが楽しめる複合施設です。
| 所在地 | 多気町五桂956 |
|---|---|
| 電話番号 | 0598-67-6196 |

ふれあいの森 勢山荘
丹生大師の里ふれあいの森に位置する勢山荘は、和室や共同風呂を有する宿泊施設、テントサイト、屋外調理場、芝生広場などからなる複合施設です。宿泊やキャンプの利用はもちろん、目的に合わせて様々な利用方法を選ぶことができます。
| 所在地 | 多気町丹生4867-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 0598-49-3881 |

勢和の森マウンテンバイクパーク
初心者向けの「マロントレイル」、中級者コース「バーミークリフ」、上級者向けの「ロッキークロス」など変化にとんだ3コース全長約5キロメートルのコース。
| 所在地 | 多気町古江1041番地1 |
|---|---|
| 電話番号 | 0598-49-4800 |

多気町の名所・文化
丹生大師(丹生山神宮寺)
弘法大師・空海ゆかりの真言宗寺院で、774年に創建されましたが戦乱で焼き払われたため、現在の寺景は江戸時代中期ごろに整備されたものです。女子の参拝がゆるされていたことから、「女人高野」と呼ばれ多くの信仰を集めました。

西導寺 絹本 著色法然上人絵伝
浄土宗の開祖法然上人の生涯を描いたもので、二幅から成り立っています。縦130センチメートル、横120センチメートルで、法然上人の一代記を左下から右上に向かって示しており、描法彩色とも大和絵の粋を尽くしています。この絵は、西導寺の再興者、丹生の長井四郎左衛門幸富が室町時代の中頃、同寺に施入したものだといわれています。

近長谷寺
仁和元年(885年)に建立された寺で、本尊の木造十一面観音立像は国の重要文化財に指定されています。奈良・鎌倉の長谷寺のものと並んで日本三観音の1つにも数えられ、6.6メートルの高さを誇ります。

多気町の特産・名物
前川次郎
多気町の次郎柿生産者・前川唯一氏が自園の次郎柿の中に特別早く熟する枝を発見。昭和32年(1957)「前川次郎」と命名し、その後全国で栽培されるようになりました。県内では多気町が最大の産地として知られています。
種なしで肉質はやや硬く、シャキシャキとした食感と、完全甘柿のため、富有柿より糖度が高く甘みが強いのが特徴です。
2022年にみえの食セレクションに認定され、1個食べれば1日に必要なビタミンCが摂れるほどです。

松阪牛
全国から優秀な血統の仔牛を導入し、松阪牛生産区域(旧22市町村)で肥育され、松阪牛個体識別管理システムに登録された、未経産の黒毛和牛の雌牛を「松阪牛」と呼んでいます。
多気町は松阪牛生産区域となっており、たくさんの肥育農家がみえます。三重県立相可高校生産経済科では、地域産業の理解と振興を目的に肥育しています。
稲わら、大麦、ふすま、大豆粕などを中心に与えながら肥育され、牛の食欲増進のためにビールを与えたり、肉質を良くするため焼酎でマッサージする農家もあります。

伊勢いも
伊勢いもは幾度となく皇室に献上され、明治30年代にはアメリカへ輸出もされていたとの記録も残る、300年もの長い歴史を有する作物です。粘りの強さは山芋類の中でも一番とされ、コクのある味わいと栄養価の高さも伊勢いもの特徴です。
2023年には、文化庁が認定する100年フードに伊勢いもとろろが認定されました。








