三好市特集
[徳島県]
徳島県三好市は、平成18年3月、三野町、池田町、山城町、井川町、西祖谷山村、東祖谷山村が合併し、誕生しました。四国のほぼ中央に位置し、古くからこの地域は交通の要衝として、また、県西部での社会、経済、文化、観光の中心として発展してきました。
三好市のいいトコ!!
三好市で憩い・楽しむ
大歩危・小歩危峡
結晶片岩が水蝕されてできた溪谷は、大理石の彫刻がそそりたっているかのようで、春は桜・秋は一面の紅葉が清流に色をそえ、スリル満点の舟下りが楽しめます。国の名勝天然記念物に指定されている大歩危の下流約3キロメートルが小歩危。大歩危より構えは小さいですが、奇岩怪石の妙と小歩危砂岩片岩と称される岩肌の美しさは、大歩危片岩に劣らない魅力をもっています。

祖谷のかずら橋
平家一族の哀話を秘める、秘境“祖谷”にあるかずら橋。シラクチカズラ(重さ約5トン)で作られたもので、長さ45メートル・幅2メートル・水面上14メートル。古い記録によると、1800年代には13ヵ所に架けられていたといわれ、厳しい祖谷の風土と山暮らしの知恵の結晶として、生活に欠かせないものでした。現在は、老朽化と技術の継承を目的に3年に一度架け替えが行われ、その取組が「世界の持続可能な観光地TOP100」に選ばれました。

金剛の滝・龍頭の滝
龍頭の滝:車道が滝壷まで整備されています。落差20メートルで滝壷に落ち込む水は、そのまま飲料水として取水されているほど清冽。その昔この滝壷で弘法大師が修行したと伝えられています。
金剛の滝:龍頭の滝から山腹の遊歩道を300メートルほど登ると山の縁を貫くように、一筋の滝が現れます。落差40メートルの切り立った岩の割れ目から吹き出すように落ちています。原生林に囲まれた滝は、別称「紅葉の滝」とも呼ばれています。
| 所在地 | 三好市三野町加茂野宮 |
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金竜山農村公園
吉野川を一望できる高台の公園で、早咲きの桜が有名です。3月下旬になると100本はあるソメイヨシノの花が公園いっぱいに咲き誇り、園内には遊具や東屋、ベンチがあり、家族一緒にお弁当を広げてゆっくりできます。

井川スキー場腕山
四国で最も歴史ある本格的なスキー場。5つのコース、また全長400メートルのトリプルリフトと300メートルのペアリフトが完備され、人工造雪機を使って、いつもベストコンディションのシュプールを描けます。ちびっ子ゲレンデやナイター施設もあり、誰でもいつでも楽しめます。

三好市の名所・文化
川人家長屋門(池田町西山岡田)
三好市街と吉野川を見下ろす洞草台地に江戸時代後期以降に建てられたとされる長屋門があります。東西22メートル、奥行4.5メートル、茅茸屋根と白漆喰で仕上げた壮大な構えの門で、徳島県の有形文化財に指定されています。

箸蔵寺(池田町州津)
真言宗別格本山で、天長5(828)年に弘法大師が、金比羅神の御神託をうけて七堂伽藍を建て、自ら神像を刻み本尊として開基したといわれ、千年を超える歴史をもつ由緒ある寺です。護摩殿、鐘楼堂などは国指定重要文化財、観音堂は徳島県指定有形文化財に指定されています。

木村家住宅(東祖谷釣井)
徳島県西部剣山山系の祖谷山に所在している中規模な山村農家で、棟札より建築年代は元禄12年(1699)とされ、祖谷地方最古の民家といわれています。間取りも山村民家の典型的な特徴をもち、祖谷地方の民家を知る上で貴重な資料。国指定重要文化財。

阿佐家住宅
阿佐家は、平家の子孫であるという由緒を持ち、長らく祖谷で特別の役職を務めてきたといわれています。棟札によると建築年代は文久2年(1862)。








